赤城山は日本百景に選ばれた高原台地です。赤城山は山の固有名称ではなく、複数の山々の総称です。赤城山の最高峰となるのは標高1828mの黒檜山です。
この上の写真は、黒檜山から見た景色です。向こう側には赤城大沼と地蔵岳です。赤城山は日本百名山に選ばれていますが、一等三角点が設置されているのは最高峰の黒檜山ではなく地蔵岳になっています。三角点がある場所といちばん高い場所、各登山者によって頂上を置く場所が違ってくることもあります。
赤城山の中でも人気なルートが「黒檜山・駒ヶ岳ルート」です。マイカーで登山先へ向かう方は駐車場の台数や登山口との距離、トイレの有無を重要視します。黒檜山・駒ヶ岳ルートには、おのこ駐車場と駒ヶ岳登山口駐車場が適しています。上の写真はおのこ駐車場です。
おのこ駐車場はコンクリートでトイレも管理されています。赤城山のシーズンは5月から10月のため、11月下旬の駐車場は焦らなくても満車になることはありません。
おのこ駐車場の北側には赤城大沼と赤城神社があります。黒檜山・駒ヶ岳ルートでは、赤城神社も寄ってから登ると観光気分が高まるかもしれません。
向こう側に見えるのは標高1674mの地蔵岳です。地蔵岳の頂上には通信用設備がたくさんあります。
橋を渡り境内。ここへ寄って安全を祈願するのもいいかもしれませんね。
橋へ戻らなくても赤城神社の北側からそのまま道路に出ることができます。そして、そのまま北側の坂を登っていくと黒檜山登山口駐車場があります。
黒檜山登山口駐車場の向かい側には登山口があります。登山口から熊笹の中を入っていきます。急こう配になっているため、石に溢れた登山道を登っていきます。
赤城山のコースは、各山の号数が案内されています。赤城山の特徴は、各山の登山ルートにかかる時間が少ないため、登りやすい山として人気があります。ほとんどのコースは、10分間隔で数字が増えていきます。
途中で朝一に寄った赤城神社が見えてきます。黒檜山は登山口からほとんど尾根がなく、急こう配の中を登っていきます。石が多く同じような地面をひたすら1.5~2時間程度も進むと分岐点とともに山頂が近くにあります。
黒檜山の頂上からは日本アルプスや富士山が見えてきます。今回はカメラの不具合によってその景色を載せることができませんでした。黒檜山の頂上も景色はありますが、その奥に絶景ポイントがあるため、そこまで移動して撮影や休憩をとることをお勧めします。
最後は、駒ヶ岳から降りてきました。駒ヶ岳登山口はおのこ駐車場の側近に位置しているため、今回のルートであれば下山してすぐに自分が駐車していた自動車へ到着することができます。今回のルートは休憩を含めて3.5時間です。マイカーへ戻って休憩をとった後、「午後は隣の山へ行ってみようか」というのが赤城山のおすすめ登山とも言われています。
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